カクヨムにて小説を載せ始めました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884761643/episodes/1177354054884761646
上記のURLに小説が載ってます。
本が好きで、今まで何度か物書きに挑戦してきましたが、途中で断念してきました。
しかし、今度は大丈夫だろうという謎の自信があります笑。
完結までしばらく付き合ってくださるととても嬉しいです。
(あとtwitterとかフォローしてくださるととても嬉しいかなって思います。)
amazarashi 4thアルバム 「地方都市のメメント・モリ」について
皆さんは、これが私の1番だと自信を持って言えるアーティストがいるでしょうか。
私にはいます。
高校受験を控え、将来への不安とか人間関係の変化とかで悩んでた若干15歳の私に、ラジオの音声として彼等は現れてくれました。
青森が生んだロックバンド amazarashi です。
amazarashi(アマザラシ)は、日本のロックバンド。ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ所属。青森県で結成された。バンド名は「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」から名付けられた。-wikipedia
それから五年余り、私はamazarashiと共に歩んできました。
そして来たる12月13日、4thフルアルバム 「地方都市のメメントモリ」が発売されました。
「地方都市=青森」、「メメントモリ=死を忘れるな」を意味する今回のアルバムは、amazarashi の第2章としてとても注目されていたものでした。
本当は初回限定版A,B共に購入したかったのですが、金銭面でやむを得ずAだけ購入。
中身はこんな感じです。
A版には、CDと「メッセージボトルツアー」のDVD、更には詩集ダイアリーが付いてます。
とっても素敵な詩集ダイアリーですが、まあ白い部分の多いこと。
そこだけ少し気になってしまいました。
肝心なアルバムの中身ですが、順に述べて行こうと思います。
1 ワードプロセッサー
歌うなと言われた歌を歌う 目が眩む
アルバムのファーストソング。
初めから飛ばしてるなあ。
軽快なロックサウンドに、相変わらずの秋田ひろむ節。
こっからアルバムが始まるのか!とわくわくする一曲目でした。
2 空洞空洞
夢、希望も恨みつらみも「君に会いたい」も「くたばれ」も
全て火炎瓶に詰め込んで 世界ざまあみろ 空洞空洞
この曲、良い!(語彙力不足)
「幽霊」を彷彿とさせるAメロから、徐々に盛り上がって行くBメロ、そして耳に残るサビ。
前作でいう「多数決」に位置付けられる一曲。素晴らしいです。
3 フィロソフィー
いつか屈辱を晴らすなら 今日、侮辱された弱さで
辛くても元気で頑張れよ!!!!って曲です。
曲は本当に全体カッコ良いのですが、まだ「フィロソフィー」と歌う部分が飲み込めていないというか、メロディーについていけてない自分がいます。
あと100回聞けばめっちゃ好きになってると思います。
4 水槽
僕らは焦りで満たされた 水槽で生きてるから
秋田ひろむさんが詩を読む曲ですね。amazarashiのアルバムに1つはある感じの曲です。
こういう曲の感想書くのってなかなか難しいです笑。
素敵な曲であることは間違いないです。
5 空に歌えば
失意の濁流を抜けて 曇天から射す一条の光
その時、既にもう 雨は上がっていた
アニメ「僕のヒーローアカデミア」の第2期オープニングソング。
amazarashiがジャンプ漫画のアニメのオープニングかあ。嬉しいなあ。
テレビ向けと言っては失礼だが、どちらかというとわかりやすい曲であるとは思う。
だが、それで終わらないのがamazarashi
ラスサビ前の語りがかっこよすぎる。
ほんとね、ファンでよかった、という感じです。
以前「東京グール」の主題歌となった「季節は次々死んでいく」よりこちらのがオススメできます。
6 ハルキオンザロード
ここから五分越えの曲が七曲続きます。
「ハルキ」という人物について歌った歌です。「ひろ」のように実在する人物だと思います。
amazarashi結成前のお話でしょうか。
ひろむさんの過去が伺える曲です。
一番眩しい恒星ほど 燃え尽きるのも早いんだ
ここの一文が切ないですね。
7 悲しみ一つ残さないで
できればこっそり出てってくれ 悲しみ一つ残さないで
このアルバムで初登場の曲の中では一番良いと思いました。
故郷、青森を巣立つ歌です。
実家暮らしの僕にはまだ旅立つということの経験がないのですが、それでも涙腺が緩みました。経験ありの人はもう涙のダムが止まりませんね。
8 バケモノ
嘘を食らうバケモノのお話。
嘘の塊みたいな僕を 綺麗さっぱり食べてくれないか
物語を読んでいるような五分四十四秒でした。
起承転結がしっかりしていて本当に凄いなあと。
サビがめちゃめちゃかっこいいです。
9 リタ
「リタ」という人物との別れ話を描いた歌です。
なぜかこの歌から冬の景色を感じました。寒いというか、切ないというか。
時は流れていくものだから、別れを悲しまずに前に進め
そんなメッセージが込められた歌です。
自分の為じゃなく 誰かの為に生きてみたい
君みたいに
そういえば、知り合いに雪精と書いて「りた」と読む人がいました。
冬を感じたのは、そのせいでしょうか。
10 たられば
もしも僕がミュージシャンだったなら 言葉にならない言葉を紡ぐ
誰も聞いたことのない旋律で そんなこと考えていたっけな
間違いなくこれまでで最高傑作です。
amazarashiの代表曲だと思います。
こんな幸せな歌をamazarashiが歌っているのかと。歌うようになったのかと。
嬉しい限りです。
初めてライブでこの曲を聴いた時は涙が溢れでました。
amazarashi第ニ章にふさわしい曲です。
11 命にふさわしい
そこで死んでもいいと 思える一歩こそ
ただ ただそれこそが 命にふさわしい
ps4用ゲームソフト 「NieR:Automata」のテーマソングです。
タイアップ多いなあ。
pvが凄いです。胸が痛くなる。
命とはなんなのかを考えさせられる曲です。
ライブで聴くとそのメッセージ性がより伝わってくると思います。
ライブで聴くのにふさわしい。
12 ぼくら対せかい
アルバム最後の曲です。
「僕ら対世界」ではなく、「ぼくら対せかい」なのが良いですよね。
これまでの変遷とこれからを描いた歌です。
これは4thフルアルバムの最後の曲ですが、新たな始まりの合図でもあるんだなあと感じました。
過去 未来 ぼくら対せかい
いかがだったでしょうか。少しでも聴いてみようと思ってくださったのなら嬉しいです。
拙い文ですが、最後まで付き合ってくださり、ありがとうございました!!